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子ども自身で操作できる3Dプリンター「Kidoodle MiniBox A1」

子どもの教育のために設計された3Dプリンター「Kidoodle MiniBox A1」がKickstarterで注目を集めている。

この3Dプリンターは、子どもでも理解しやすい直感的な操作になっている。子どもがなるべく自分自身の手で開梱したり、必要な部品を取り付けたり、ソフトウェアのセットアップなどができるように工夫している。3Dプリンターの画面は専用モバイルアプリと連携し、クラウドにあらかじめ登録されている人形やおもちゃのデータを使って造形できる。

子どもが安全に利用できるよう、プリント中にドアが開くと自動的に造形を停止し、ノズルの温度も下げるチャイルドロック機能を搭載する。筐体は密閉構造にして、可動部や高温になった部品に子どもが手を触れないように配慮している。

本体寸法は100×100×90mmで、ノズル径は0.4mm、対応フィラメント径は1.75mm。積層サイズは0.1~0.2mmで、PLAとPLA+、PETGに対応している。静音モードでは100mm/秒、高速モードでは600mm/秒で造形可能だ。

Kidoodle MiniBox A1は予定小売価格が279.9ドル(約4万3000円)のところ、今ならPLAフィラメント250gがついて早割価格1249香港ドル(約2万5000円)から入手できる。配達予定は2024年8月だ。2024年8月2日までクラウドファンディング実施中で、7月25日時点で1万5000香港ドル(約29万8000円)の目標額を上回る約30万香港ドル(約600万円)を集めている。

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