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Raspberry Pi Zero 2 Wと電子ペーパーを搭載したiPodライクなポータブル音楽プレーヤー

iPodのような外観のポータブル音楽プレーヤーを自作するプロジェクトをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

このプロジェクトは、Raspberry Pi Zeroベースの自作ポータブル音楽プレーヤー「PiPod」を参考にしたもので、その目的は、バッテリー駆動時間を延ばすため、液晶ディスプレイを電子ペーパーに切り替えることだ。解像度250×122ピクセルのWaveshare製2.13インチ電子ペーパースクリーンを採用し、直射日光下でも画面が見やすくなっている。

ePaper PiPod MP3 music player

Raspberry Pi Zero 2 Wを搭載し、iPod第4世代以降のモデルやiPod miniなどに採用されていたクリックホイールの代わりに、前面の操作部分には十字キー状にボタンを5個配置している点が特徴だ。

バッテリー容量は1200mAhで、最大で約5時間の連続再生が可能だ。充電にはUSBポートを使用し、microSDカードスロットも備えている。

ePaper PiPod MP3 music player
ePaper PiPod MP3 music player

カスタムPCBは、24ビットDACと3.5mmオーディオジャックを備えており、高品質のオーディオ出力を実現している。また、外部コンポーネントは全て、Raspberry PiのGPIOに直接配線されている。

GitHubでコードが公開されており、プロジェクトの解説ページではケースやボタンの3Dプリントに使用したSTLファイルなども無料で公開されている。

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