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Raspberry Pi Picoを利用した自作の円周率入力ゲーム機——間違えるとパイ投げを実行

Raspberry Pi Picoを利用した、円周率を入力する自作のゲーム機「Triple Pi Game」をRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

このプロジェクトでは、円周率を表す記号のπ(パイ)、Raspberry Pi Pico、ホイップクリーム(またはシェービングクリーム)パイという3つの異なる「パイ」を使い、面白くて斬新なゲームを作ることを目指したことから、「Triple Pi Game」という名称になっているようだ。

Triple Pi Game

このゲームは円周率を小数点以下14桁まで正しい順番で入力することを目指すもので、プレーヤーが正しい数値を入力すると毎回LEDが点灯し、小数点以下14桁まで全ての桁の入力に成功するとLEDがカラフルに点灯して祝福してくれる。だが、間違った数値を入力すると、プレーヤーに向けてパイが投げつけられる仕組みだ。

ハードウェアは、Raspberry Pi Pico、数値入力用の押しボタン×9、LED×3、サーボモーター、ブレッドボードなどを使用。Raspberry Pi Picoが押しボタンからの入力を受け取り、サーボモーターやLEDに信号を送出する。なお、円周率の小数点以下14桁まで0(ゼロ)は出てこないため、0を入力するボタンは搭載していない。

Triple Pi Game
Triple Pi Game
Triple Pi Game

パイ投げ機構部分は、ストロー2本、小さなパイ皿、サーボモーターで構成。ストロー2本を横に並べてホットグルーで接着し、ストロー上部に小さなパイ皿を接着してから、サーボモーターに取り付けている。

YouTubeで公開されているデモ動画では、プレーヤー代わりの風船にパイを投げつける様子が収録されている。また、プログラムコードや配線については、Instructablesで6ステップに分けて詳しく解説されている。

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