フルカラー対応——バウムクーヘンやクッキーに印刷できる卓上フードプリンター
2024/08/09 13:30
マスターマインドは2024年8月1日、食品にダイレクトに印刷できるフードプリンター「MMP-F330」をリリースした。
同製品は卓上型フードプリンター「MMP-F13」の後継機だ。素材の厚さは最大125mmまで対応している。クッキーやせんべい、マカロンの他、厚みがあるバームクーヘンにも印刷可能だ。1枚当たりの印刷時間は、50mmのクッキー1枚につき10秒程度、印刷コストは約0.35円、約3分で40枚の印刷可能だ。
ベース部とプリンター部が分離可能なため、不具合時に予備ユニットと交換して継続して使用できるのが特徴だ。プリンター部のみを修理に出すセンドバックシステムも用意しており、修理費用の負担を削減できる。
食品印刷に特化した付属のレイアウトソフト「かんタッチプリントXX」も標準で付属し、さまざまな食品への印刷が可能だ。インクに合わせた専用カラープロファイルを適用でき、オプションで4色での高速印刷に対応する4色モードも追加された。
専用の可食インクは、合成色素可食インク7色と天然色素可食4色の2種類を用意。 合成色素可食インクは厚生労働省で許可された着色料のみを用いて精製されたインクで、細かい色調まで再現できるため、写真画像の印刷も可能だ。
MMP-F330は製菓店や食品業などを対象に販売する。価格や購入方法についてはマスターマインドに問い合わせしての確認となる。