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秒速1000mmの高速造形——FLSUN、デルタ型FFF方式3Dプリンター「Flsun T1」発表

中国のFLSUNは、最高造形速度秒速1000mmのデルタ型FFF方式3Dプリンター「Flsun T1」を発表した。

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Flsun T1は、メタル製フレームのデルタ構造により造形時の安定性と精度、直径260mm×高さ330mmの広い造形エリアを確保した3Dプリンターだ。ノズル最高温度300℃の高温ホットエンドキットは、フィラメントを最大流量毎秒90mm3で排出する。デュアルギアダイレクトエクストルーダー、高出力のステッピングモーターとターボファンなどを搭載し、1秒当たりの最高造形速度1000mm/s、最高加速度3万mm/s2の高速造形ができる。

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造形エリアは50℃に保たれるアクリル製エンクロージャーで密閉され、HEPAフィルターと活性炭による空気清浄システムを内蔵する。造形監視用にAIカメラを設置でき、リモートからのリアルタイムモニタリングやタイムラプス動画の撮影が可能。他にも、フィラメント検知や停電時復帰、オートレベリング機能を搭載する。

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本体サイズは436×490×836mmで重さは18.44kg、フィラメントはPLA、PETG、TPU、PVA、PET、ABSなどに対応する。独自開発の「Flsun Slicer」ソフトウェアを提供し、すべてのパラメーターへのアクセスや、オリジナルファイルの作成などができる。

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Flsun T1の公式Webサイトでの販売価格は、599ドル(約8万8000円)だ。

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