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Raspberry Pi Picoと超音波センサーを活用——動くものに追従して目が左右に動く肖像画を自作

Raspberry Pi Picoを利用して、肖像画の目の部分が左右に動くようにするプロジェクトをRaspberry Pi公式ブログが紹介した。

同プロジェクトでは超音波センサーとサーボモーターを使用し、肖像画の前で動く人物や指などをセンサーで検知すると、肖像画の目の部分が検知したものを追跡するように動く仕組みだ。

ハードウェアは、Raspberry Pi Picoに加え、超音波センサー×2、サーボモーター×1、ブレッドボード、ジャンパーワイヤーなどを使用している。

Eye-following Portrait with Raspberry Pi Pico

まず、印刷した肖像画の目の部分をハサミやナイフなどで切り取っておく。そして、フォームボード(または厚紙)を肖像画と同じ大きさにカットし、肖像画の両目の位置のあたりを長方形にくり抜いておく。フォームボードを肖像画の裏側に貼り付けた後、カットした画用紙をボードの長方形の穴の中心に置いて、肖像画の両目部分にかかるようにする。画用紙のサイズは、長方形の穴の横幅より少し小さく、たて幅は少し大きめにしておく。

肖像画の表側から目の端あたりで画用紙に印を付けておき、目だけを別途印刷したものを画用紙の印の上に貼り付ける。そして、目のみを貼り付けた画用紙より少し大きいサイズの画用紙を、フォームボードの裏側でテープやホットグルーで固定し、目の部分の画用紙を左右に動かせるスロットを作成する。

Eye-following Portrait with Raspberry Pi Pico

また、小さくカットしたストローの中にサーボモーターのワイヤーを通して、目の部分の画用紙の端にストローとワイヤーをテープやホットグルーで固定しており、サーボモーターが動作すると画用紙が動き、その結果、肖像画の目が左右に動いているように見える。

さらに、肖像画の下側の両隅をくり抜いて、それぞれの穴に超音波センサーをテープで肖像画の裏側から貼り付け、Raspberry Pi Picoを取り付けたブレッドボードをフォームボードの中心にホットグルーやテープを使って固定している。最後に、厚紙で作ったスタンドを配線の邪魔にならないように気を付けて接着する。

ハードウェアの組み立て方、超音波センサーやサーボモーターの接続方法などについてはInstructablesで公開している。

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