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ラズパイでサックスを光らせる——演奏音に反応してフルカラーで光る「Saxophone Light」

Raspberry Pi公式ブログが、サクソフォンの演奏音に反応して発光するデバイス「Saxophone Light」を紹介している。Raspberry Pi Zero 2 Wを使った小型かつシンプルなデバイス構成で、約3時間の演奏に対応する。

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Saxophone Lightは、サクソフォンのベル部に装着し、演奏音に反応して発光するデバイス。Raspberry Pi Zero 2 Wを使った小型かつシンプルなデバイス構成で、約3時間の演奏に対応する。

必要なハードウェアはRaspberry Pi Zero 2 Wのほか、Adafruitの16連フルカラーシリアルLED「NeoPixel Ring(WS2812)」、USBマイク、モバイルバッテリー、プラスチックガターガードなど。プラスチックガターガードはベルの形状に合わせて加工し、NeoPixel Ringを演奏中に観客から見えやすい場所に配置する。

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Raspberry Piは、中古PCから流用したブランキングプレートに取り付け、USBマイクのスペースを確保しながらガターガードにねじ止めしている。ガターガードの外側にはクッション用のフォームを貼り付け、ベルが傷つくのを防ぐ。音の歪みが気になる場合、モバイルバッテリーはサクソフォンの側面に装着可能だ。

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Raspberry PiにはPythonライブラリーの「PyAudio」、「aubio」、「NumPy」を実装し、サクソフォンの演奏音の録音、音の分析と音色の抽出、音色をMIDIデータに変換、各音色に特定のカラーをアサインする。RGBカラーホイールに基づく連続的なカラーが割り当てられ、音の大小で明るさの強弱が変化する。より詳しい作り方やハード/ソフトウェアの情報は、Instructablesの投稿から確認できる。

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