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Arduino、コマンドラインツール「Arduino CLI」をバージョン1.0にアップグレード

Arduino財団は、公式ブログで「Arduino CLI」バージョン1.0リリースについて紹介した。

Arduino CLIはGo言語で記述されたオープンソースのコマンドラインアプリケーションだ。2024年6月12日にバージョン1.0.0がリリースされ、記事執筆時点の最新版は2024年8月12日リリースのバージョン1.0.4となっている。

Arduino CLIは、コマンドラインインターフェースからArduinoボードやライブラリーの管理、スケッチのコンパイルやArduinoボードへのアップロードができるほか、gRPCインターフェースを使うと、開発者は好みのプログラミング言語を使ってCLIと対話できる。gRPCインターフェースは、複雑なワークフロー構築時や、カスタムIDEやプラグインの作成時に特に役立つ。

さらにGoモジュールを使用すると、Arduino CLIパッケージをGo言語で記述された独自のアプリケーション内で使用できる。ソースコードをインポートして、Arduino CLIの機能を自分のプロジェクトに直接埋め込むことができ、シームレスに統合できる。

Arduino CLIのバージョン1.0リリースは、ソフトウェアAPIが安定化されたことを意味する。プロジェクトでAPIを活用している開発者らに、より高い信頼性と予測可能性を提供することになるので、このリリースは重要なマイルストーンだとしている。

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