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Raspberry Pi 4ベースの小型組み込み用オールインワンPLCなどを発売

CPI-PS10CM4

コンテックは2024年9月26日、産業用小型組み込み用CPUボード「CPI-PS10CM4」「CPI-MS10CM4」を発売した。

CPI-PS10CM4とCPI-MS10CM4は、Raspberry Piの最新組み込み用モジュール Compute Module 4(CM4)をベースとしたボードコンピューター。

両製品は、HAT拡張(GPIO 40ピンヘッダー)に対応しており、Raspberry Pi 4との互換性を確保しながらRAS/RTC機能を拡張可能だ。産業ネットワーク通信機能としてはModbus、EtherCAT、PROFINET、EtherNet/IPに対応。コンテックのリモートI/O製品「CONPROSYS nanoシリーズ」の通信制御やFA制御機器とのM2M通信が可能だ。またOPC UAサーバー、Web HMI機能を搭載している。

CPI-PS10CM4は、ソフトウェアPLC「CODESYS」をプリインストールした小型組み込み用PLCだ。CODESYSは国際標準 IEC 61131-3準拠のPLC言語に対応している。一方、CPI-MS10CM4はCODESYSがプレインストールされていない製品だ。

CPI-PS10CM4とCPI-MS10CM4は、同日にコンテック直営の通販サイト(CONTEC e-shop)限定で販売を開始した。

コンテックは2021年4月、Raspberry Piに対応した信号入出力用HATサイズボード「CPIシリーズ」を開発。Raspberry Piを計測制御の分野に応用するための周辺機器を展開してきた。

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