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3Dプリンター用フィラメントドライボックス「AuruMMS」——マルチカラー/マルチマテリアル造形に対応

3Dプリンター用フィラメントドライボックス「AuruMMS」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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AuruMMSは、最大5つのフィラメントを収納でき、内蔵ヒーターが最適な湿度を維持するフィラメントボックスだ。3Dプリンターに接続し、マルチカラーおよびマルチマテリアル造形のほか、同じ種類のフィラメントの連続造形に対応する。

KlipperかRepRapコントローラー搭載の3Dプリンターに接続でき、1台のプリントヘッドに種類の異なるフィラメントを供給する。フィラメントを交換する際には自動で巻き戻しと供給ができるが、フィラメント用カッターを自分で調達し、エクストルーダーのノズル近くに取り付ける必要がある。

AuruMMSの制御にはシンプルなマクロ設定を使っており、ほぼすべての3Dプリンターで動作するサンプルマクロを提供する予定。接続する3Dプリンターに応じて、スピードや巻き戻し距離の調整などが必要になる。乾燥機能はマニュアル制御だが、3Dプリンターと接続してソフトウェアで制御することもできる。

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AuruMMSは、今なら数量限定の20%割引価格949豪ドル(約9万5000円)で入手できる。出荷は2024年12月の予定で、日本への送料は250豪ドル(約2万5000円)。Kickstarterにて、2024年10月21日までクラウドファンディングを実施中だ。

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