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プログラムできる変形ロボット——オープンソースの四足歩行ロボットキット「CYOBot」

オープンソースの四足歩行ロボットキット「CYOBot」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

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CYOBotは、変形が可能なモジュラーデザインを採用した四足歩行ロボットキットだ。提供される豊富なプロジェクトにチャレンジすることで、コーディングやロボティクスの知識を身に付けられる。

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キットは制御部の「Brain」を中心に、四足歩行ロボット用「Crawler」、ロボットカー用「Wheeler」、コンソール用「Console」の3種類のモジュールで構成される。モジュールは組み立てられた状態で提供され、Brainを組み込むことで、CrawlerとWheelerのサーボモーター×8、Consoleのボタン×4とジョイスティック×2の制御が可能になる。

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Brainには、Wi-Fi/Bluetoothモジュール「ESP32-S3」、microSDカードスロット、LEDマトリクス/リング、スピーカー、マイク、リチウムイオン電池などを搭載。初心者向けのブロックベースのコーディングや、上級者向けのPython、Arduino言語、C/C++に対応し、PCやタブレットなどとWi-Fi接続してコーディングできる。

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同社が提供するインタラクティブ学習プラットフォーム「RoboticsQuest」は、初心者向けチャレンジから難易度の高い実験まで1000以上のプロジェクトを用意しており、徐々に学習レベルを高められる。ハードウェアデザインはオープンソースで公開しており、3Dプリンターを使ってパーツをカスタマイズしたり、Brainに外部デバイスを接続して機能を拡張したりできる。

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CYOBotは、Brain、Crawler、Wheeler、Consoleをセットにした「Builder Kit」を予定小売価格273ドル(約4万990円)のところ、今なら209ドル(約3万1380円)で入手できる。2025年1月の出荷を予定しており、日本への送料は43ドル(約6450円)だ。2024年12月9日までクラウドファンディングを実施し、12月4日時点で1万ドル(約150万円)の目標額に対して約9800ドル(約147万円)を集めている。

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