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4G/Wi-Fi経由での無線操縦や動画配信を可能にする小型IoTモジュール「Puffin」

4G/Wi-Fi対応IoTモジュール「Puffin」がKickstarterに登場し、出資を募っている。

Puffinは、デュアルCPUアーキテクチャーSoC、オンチップNPU、4Gセルラー通信機能を搭載し、遠隔での操作や計測などを可能にする多用途ソリューションだ。

Puffinの本体寸法は61×31×15mm、重量は23g。ドローンや屋外配送用ロボットカート、ロボットアームなどに搭載し、4G/Wi-Fi経由での無線操縦や、4K動画ストリーミング配信に対応したIoTデバイスを構築できる。

Puffin
Puffin

解像度1080p/30fpsのMiPiカメラ1台をサポートし、最大4台のIPカメラを処理できる。1台の4K IPカメラを使用して60fpsでストリーミングできるほか、最大4台のIPカメラを1080p/30fpsでストリーミング配信することも可能だ。WebRTCベースのピアツーピア転送を採用しており、配信時の遅延は最小で100ミリ秒まで抑えられる。

本体側面にはSIMカードスロットやTFカードスロット、イーサネットポートも備えている。

Puffin
Puffin

Puffin本体にMiPiカメラ1台とアンテナを同梱したセットの早期割引価格は、Wi-Fi対応セットが385香港ドル(約7400円)、GPS機能なしの4Gセットは1160香港ドル(約2万2000円)、GPS機能付き4Gセットは1470香港ドル(約2万8000円)だ。日本への送料はWi-Fi対応セットが100香港ドル(約1900円)で、4Gセットは120香港ドル(約2300円)。出荷は2025年4月を予定している。

Puffinは2024年12月18日までクラウドファンディング中だ。目標額1万香港ドル(約19万円)に対し、2024年12月3日時点で目標額の8倍を上回る8万2000香港ドル(約160万円)を集めている。

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