新しいものづくりがわかるメディア

RSS


二足歩行型ヒューマノイドロボット「PUDU D9」を発表

Pudu Roboticsは、二足歩行型ヒューマノイドロボット「PUDU D9」を発表した。

PUDU D9は、大人と同等の2m/秒で二足歩行し、階段や坂道などさまざまな地形を歩行可能なヒューマノイドロボットだ。超軽量歩行が可能なアルゴリズムを搭載しており、生活環境での作業時に発生する騒音リスクを軽減する。

また、視覚ナビゲーション機能により、センサーを通じて周囲の地形や情報を取得し、リアルタイムで3Dマップを生成できる。取得した情報を基に現在位置や自身の体勢を把握して、タスクを実行するためのルートを計画し、障害物を避けながらスムーズに移動する。

高精度の視覚、触覚、力覚、聴覚センサーを搭載するため、人とのコミュニケーションも可能だ。周辺環境の情報を取得して大規模言語モデルに接続し、「脳+小脳」で処理した後、返答や対応などのフィードバックをする。人との対話を必要とするサービスなどに適用できる。

身長は1700mm、重量は65kgで、全身の関節は42自由度だ。20kg以上の荷重に対応する7自由度のロボットアーム2本と、11自由度の5本指も備える。YouTubeでは、PUDU D9が同社の清掃ロボット「PUDU SH1」で床を清掃するデモ動画が公開されている。

関連情報

おすすめ記事

 

コメント

ニュース

編集部のおすすめ

連載・シリーズ

注目のキーワード

もっと見る