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折り曲げられるラズパイマイコン——RP2040搭載開発ボード「RP2040 FlexiBoard」

RP2040搭載のフレキシブルマイコンボード「RP2040 FlexiBoard」がKickstarterに登場し、目標額の調達に成功している。

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RP2040 FlexiBoardは、フレキシブル基板にRP2040マイコンやUSB Type-Cポート、RGB LEDなどを実装した開発ボードだ。薄くて柔軟性のあるフレキシブル基板を採用することで、リジッド基板では難しかった可動部や狭い箇所などへの組み込みが可能になる。

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RP2040マイコンは、133MHzデュアルコアARM Cortex M0+プロセッサーと264KB SRAMで構成され、2MBのオンボードフラッシュメモリとの組み合わせにより、組み込みシステム向けの信頼性と効率の高いプラットフォームを提供する。また、Programmable IO(PIO)を利用でき、カスタムペリフェラルや高度なアプリケーションへの容易な適用が可能になる。

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本体サイズは21×51mmとコンパクトで、Raspberry Pi Pico互換のフォームファクターを採用する。開発言語/環境はMicroPython、C/C++、CircuitPython、Arduino IDEなどをサポートし、初心者から上級者まで広範なアプリケーション開発を支援する。

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RP2040 FlexiBoardは、今なら特別価格12ポンド(約2300円)で入手できる。2025年3月の出荷を予定しており、日本への送料は5ポンド(約960円)だ。2025年1月18日までクラウドファンディングを実施しており、2025年1月14日時点で1000ポンド(約19万2000円)の目標額を上回る約4500ポンド(約87万円)を集めている。

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