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ものづくりラボ短期集中連載

3Dプリンタを改造しよう!——よりきれいに造形できるファンダクト

それでは、新しいファンダクトを取り付けてみましょう

今回使用するパーツは、このファンダクトです。

まず、ファンダクトのデータをダウンロードしてプリントします。

熱源に近いので、PLAよりも融点の高いABSでプリントしましょう。 

次に、ファンに付いている「ヒートシンク」を外します。ヒートシンクとは、熱をたくさん逃がすために表面積を増やすヒダヒダがついている金属のパーツです。

ヒートシンクはヘッドブロックに2本のネジで留めてあるので、ドライバーを使ってヒートシンクを取り外します。

そして、ヒートシンクが取り付けられていたファンとヘッドブロックの間に、プリントしたファンダクトを入れます。

ファンダクトにもネジ穴が2つ開いているので、それにネジを通し、ヘッドブロックに固定します。

これで改造は終了です。

いかがでしたでしょうか。

この連載では、改造がなぜ造形に影響するのか、造形のなにに影響するのかを、3Dプリントの仕組みの面から、毎回解説を織り交ぜて改造を進めていきます。また、3回の記事の後に、改造前と改造後で造形にどれくらい変化が出たかテストをしますので、お楽しみに!

自分でプリントしたパーツを使って改造をすると、不思議と3Dプリンタに愛着がわいてきます。より一層3Dプリンタを理解し、好きになれるように、改造していきましょう! 

(取材協力:ボンサイラボ

※記事初出時に本文中のクレジット記載に漏れがありました。訂正してお詫び申し上げます。

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