新製品レビュー
使い勝手が進化した「ダヴィンチ 1.1 Plus」と低価格な「ハンドヘルド 3Dスキャナー」をレビュー
コストパフォーマンスに優れたハンディ3Dスキャナ
XYZプリンティングとしては初めての3Dスキャナ製品となるハンドヘルド3Dスキャナーは、インテルのRealSenseテクノロジーを採用し、640×480ピクセル(30FPS)の解像度で対象を3Dデータ化することができる。
実際にハンドヘルド3Dスキャナーを使用してみた印象を毛利さんに伺った。
「一般的に3Dスキャナは周りの環境によってノイズが乗ったりして3Dデータ化に時間がかかることがありますが、この製品は低価格であるにも関わらず高精度でスキャニングできるので、とてもコストパフォーマンスが高いと思いました」
一方で気になった点としては、「本体がコンパクトなだけに、ケーブルが邪魔に感じました。ダヴィンチ 1.1 Plusと同じように、Wi-Fi接続によるネットワークスキャナとしてコードレス利用ができるようになればいいなと思います。それと、対象物を回転させてスキャンすることもできるので、本体を三脚などに固定するねじ穴も付けて欲しかったですね」と、今後の進化に期待する。
ダヴィンチ 1.1 Plusとハンドヘルド3Dスキャナー。どちらも、これからものづくりをはじめようとしているユーザーにとっては注目の製品といえそうだ。