Auto-Easy Fenceは、手持ちのテーブルソーに30分程度で簡単に後付けできるオートガイドフェンス（平行ガイド）だ。ガイドフェンスとコントローラー、ガイドフェンスの位置の基準となる「Accu-Mate」、ガイドフェンスを両端で強力に固定するための「Auto-Clamp」などで構成される。コンピューターやサーボモーター、タッチスクリーンなどを使わず、シンプルな設計にすることで価格を抑えながら信頼性を高めている。

Accu-Mateは、デジタルリードアウトシステム（DRO）の採用により正確な距離の計測が可能。Accu-Mateを動かして目的の位置に固定し、DCモーターで駆動するガイドフェンスがAccu-Mateに接触すると停止する仕組みだ。ガイドフェンスが停止し、Auto-Clampを作動させれば両側を電磁石が140kgの強さでロックする。ブレード側に付属のストリップを固定することで、ゼロポジションからAccu-Mate間の自動位置合わせが可能になる。

コントローラーには、ゼロポジションへの移動ボタン、左方向および右方向への移動ボタン、目的位置への移動ボタン、ガイドフェンスのロックおよびロック解除ボタンを搭載する。高精度な位置決めを可能にするため、ガイドフェンスが停止する際にスリップを防止する慣性バッファリングや自動補正機能、ブレードとの平行を維持しながらスムーズな移動を保証する高度な独自技術を採用している。

Auto-Easy Fenceは予定小売価格1499ドル（約23万3500円）のところ、今なら早割価格1099ドル（約17万1200円）で入手できる。出荷は2025年5月を予定しているが、現時点では日本への出荷に未対応だ。2025年1月31日までクラウドファンディングを実施しており、1月27日時点で1万5000カナダドル（約162万円）の目標額を上回る約4万4000カナダドル（約485万円）を集めている。