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fabcross × GUGEN

学生限定! 未来の楽器を作るハッカソンレポート

明けて2日目、ラストスパート

2日目は10時スタート。ここから夕方の発表に向かって各チームともラストスパートをかけます。発表用のプレゼンテーションの準備もこのころから各チームとも着手し、メンターも付きっきりで4チームをサポートします。前日に引き続き全員がフル回転で作業に没頭。用意したお菓子やジュースの消費量もどんどん加速していきます。

作品発表!

「NEIRO」

手袋に仕込まれたカラーセンサを使って、触るものの色によって音階が変わる楽器。
色で演奏するというアイデアは審査員、参加者からも好評で最優秀賞を獲得しました。

「UFORM」

円の中央にある取っ手を持ち、回したり傾けたりすることで演奏する楽器。微妙な位置や角度で演奏するという意味ではテルミンに近い発想ですが、回して演奏というユニークアイデア。

「音鳥(O-DORI)」

持ち主の体調や気分にあった音楽を流す作品。当初、これは楽器ではなくて単なるガジェットではという意見も出ましたが、意図して弾かない、演奏という概念を問い直すというコンセプトを提案してくれました。

「Tone On」

センサからの位置、距離によって音階が変わる楽器。ダンスと融合して演奏するなどパフォーマンス性の高い作品でした。

ところで、なぜ学生限定?

即席でチームを作り、お互いの知恵と技術を総動員してテーマに沿ったプロダクトを短期間で作るものづくり系ハッカソン。

さまざまなバックグラウンドを持った人たちが集まるという面で、非日常的な刺激があり人脈も広がるなどさまざまなメリットがありますが、いくつかのハッカソンを取材して気になったのは学生の参加が少ないという事でした。

「それなら、気軽に学生が参加できるハッカソンをやってみよう!」という事で、ものづくり系のハッカソンをこれまで数多く実施してきたGUGENとコラボレーションして、ハッカソンの裾野を広げるべくfabcrossでは初となるハッカソンを開催する事になりました。

結果として「学生限定と聞いて参加した」という方がかなり多く、今回をきっかけに別のハッカソンにも参加してみたいといった声や、GUGENに参加してみたいという声も集まり、次につながるハッカソンになったかなと思います。

次回のハッカソンもユニークなテーマで企画したいと思います。
参加された学生の皆さん、おつかれさまでした! 

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