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3Dデータを送るだけで出力・販売・配送もおまかせで販売できるサービスが開始

DMM.comは2013年10月10日、クリエイターから集めた3Dデータを表示し、注文があれば造形した上で発送するWebサービス「クリエイターズマーケット」を10月31日にオープンすると発表した。

クリエイターは3Dデータを出品するだけで、多数のユーザーに向けて自分の作品を販売できるようになる。同社が7月に開始した3Dプリンティング代行サービス「DMM 3Dプリント」の仕組みを使ったサービスだ。 

販売・造形・発送までをDMM.comが代行し、出品者のクリエイターは3Dデータを提供するだけ。出品手数料・販売手数料は無料。出品された3Dデータから造形した商品が売れると、価格から造形費用・事務手数料・源泉所得税などが引かれた額が出品者に支払われる。

対応するデータ形式は、色なしの場合はSTL/PLY/VRML(.wrl)形式、石膏フルカラーの場合はPLY/VRML(.wrl)形式でカラーやテクスチャはpng/jpg/bmp形式で指定する。データ容量は1ファイル100Mバイトまで。プリント可能なサイズは素材によって異なり、石膏フルカラーなら縦200mm×横380mm×奥行250mmとなる。

現在はクリエイターズマーケットβ版のページから事前登録を受付中。販売したい造形物の3Dデータを事前審査されるが、正式版のリリース後は審査なしで管理画面から出品できるようになる。

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