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ガートナー、2013年の3Dプリンタ出荷台数は前年比49%増

米調査会社ガートナーは2013年10月2日、3Dプリンタの2013年出荷台数予測を発表した。10万ドル未満の3Dプリンタ出荷台数は2012年比で49%増加し、全世界で5万6507台に達する見込み。2014年には9万8065台になり、その後も倍増すると予測している。

ユーザーの投資額では、2013年は前年比43%増の4.12億ドル(約405億円)に達し、うち3.25億ドル(約320億円)が企業ユーザー、0.87億ドル(約85億円)が個人ユーザーになる見込み。2014年には全体で6.69億ドル、うち企業ユーザーは5.36億ドル、個人ユーザーは1.33億ドルになるという。

同社のリサーチディレクターであるPete Basiliere氏によれば、3Dプリンタ市場は初期市場から成熟市場へと急速に向かう過程にあるという。今後18か月で、消費者も単なる技術的興味からではなく、価格や機能、アプリケーションなどから購入を検討するように変化すると予測している。

また、出荷台数の増加と競争激化にともない、今後数年で3Dプリンタの価格は低下、より高品質な製品が低価格で提供されるようになると見ており、2015年には50社ある大手多国籍小売業のうち7社程度が、実店舗およびオンラインストアで3Dプリンタを販売するようになると見込んでいる。

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