基調講演では、日本を代表するコンピュータ・アーキテクトで、TRONプロジェクトのリーダーとしてまったく新しい概念によるコンピュータ体系を構築した東京大学大学院情報学環教授の坂村健氏が、ユビキタスコンピューティング実現に向けて情報通信技術のオープン化が進む中、どのような考え方であるべきかについて語る。そのほか、デジタルハリウッド大学院教授の森祐治氏による「デジタルファブリケーションで企業人はどう変わるべきか」や、同准教授の香田夏雄氏による「未来のフィジカルコンピューティング・これからのコンテンツ開発人材に求められるもの」などのセッションが開かれる。

参加費用は無料（要予約）。申込締切は11月15日となっている。

また、デジタルメディア・コンテンツなどの自主研究や委託研究に取り組んでいる「デジタルハリウッド大学 メディアサイエンス研究所研究発表」も同時開催され、「Unity＋Kinectを活用した空間体験型システムと、遠隔空間共有パフォーマンス」といった研究発表も行なわれる。