同製品は第2世代のデジタルABS素材となり、従来品と比べて高い強度を持っている。そのため、出力するモデルのシェルまたは壁が薄い場合でも、破れたり反り返ったりすることなく、安定した形状で製作できる。

この高い剛性により、ピンなどの細い形状や非常に薄い形状の部品を精密に3Dプリントする際にも、従来以上にシャープなエッジの再現が可能。射出成形プロセスにおける高度なストレスにも、十分に耐えられる強度も備える。

同社ではデジタルABS2のこうした特性から、薄い部品を使いながらも安定性が求められる小型電化製品や携帯電話などの試作に最適だとしている。

また、デジタルABS2では既存のグリーン色に加え、アイボリー色も利用できるようになった。