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プログラミングも配線も必要なし、磁石でくっつけるロボット組み立てキットが18万ドル超集める

「MOSS」は、プログラミングや配線不要の、磁石でくっつくサイコロのようなモジュールで構成されるロボット組み立てキット。クラウドファンディングサイトKickstarterで2013年11月7日に資金募集を開始し、わずか4日間で、18万ドル(約1780万円)以上を集める人気となっている。

MOSSの最大の特徴は、組み立てにプログラミングをしたり配線したりする必要がないこと。基本要素であるサイコロ型モジュールの面の中央に配置された鉄球状の接点がお互いに接触することで配線の代わりとなり、電流やデータが送られる。どの面がなにを意味しているかは面の色で表現されていて、電源としての電流を伝える面はイエロー、データ送信はブルー、データ受信はグリーン、電流やデータをそのまま伝えるものはピンクといった具合だ。

MOSSのサイコロ型モジュールは、頂点(角)に強力な磁石が内蔵され、鋼球をそこにくっつけることでボールジョイントやヒンジといった可動部を構成したり、また隣り合ったモジュールとしっかりと接続したりできる。

「Advanced Builder Kit」でできる構造の一例。
組み立ては磁石でパチリとくっつけるだけ。

MOSSはKickstarterで12月11日まで資金を募集している。さまざまなモジュールがセットになった4種類のキットがあり、59ドル(約5800円)出資すると「Simple Starter Kit」が手に入る(米国外への送料は15ドル)。製品の出荷は2014年2月以上の予定だ。

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