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3D Hubsにおける3Dプリンタシェア、巨人Stratasysにベンチャーが肉薄

3Dプリンタ共有ネットワークサービス「3D Hubs」をグローバル展開する3D Hubsは2013年11月6日、同ネットワークに登録された1500台以上の3Dプリンタのデータをまとめたレポート(11月版)を発表した。プリンタメーカー別シェアではStratasysが首位だが、2位のRepRa、3位のUltimakerが僅差で続いている。

プリンタメーカー別、実使用数分布

今年6月にMakerBotを買収したStratasysが3D Hubsの実使用数の25.5%を占めている。しかし、オープンソースベース3DプリンタメーカーであるRepRapとUltimakerそれぞれ21.9%と18.4%を占めており、その差は小さいといえる。4位は3D Systemsで10.8%となっている。

プリンタモデル別、実使用数分布
プリント素材別

また、デスクトップ3Dプリンタが90%を占めていることから、プリント可能な素材別で見ると77%はABSやPLAなどのプラスチックが占めている。

3D Hubsはオランダ発の3Dプリンタ共有サービスで、所有者は3Dプリンタを登録し、ユーザーは3D Hubsのサイト経由で近くの利用できる3Dプリンタから出力できるというもの。全世界でサービス展開しているが3Dプリンタ登録数はヨーロッパが多くを占めている。

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