米国スミソニアン博物館が所蔵品の3Dデータを公開するサイト「Smithsonian X 3D」オープン
2013/11/20 10:00
米国のスミソニアン博物館は2013年11月13日、同館の運営するサイト「Smithsonian X 3D」において、収蔵品の3Dデータの公開を始めたと発表した。3Dデータはウェブ上で閲覧できるほか、無償でダウンロードできる。
現在、公開されているのは、リンカーン大統領のライフマスク、クジラの化石、カシオペア座の超新星、ライト兄弟の飛行機ライトフライヤー号など。最終的には同館のすべての所蔵品を3Dデータ化する計画である。ウェブサイト、ブログやソーシャルメディア上で閲覧可能。
これらの3Dデータは、個人および非営利目的のために利用可能で、たとえば、教師などが授業のために使用することを想定している。データ形式はSTLで、ダウンロードにはユーザー登録が必要。
Smithsonian X 3Dサイトとその3Dデータ作成には、Autodeskや3D Systemsなどの企業が協力している。