3D SystemsとMotorola、組み立てスマホプロジェクトで提携
2013/11/26 19:00
米3D Systemsは2013年11月22日、米Motorola Mobilityが進めている、ユーザーがパーツを選んでレゴを組み立てるようにオリジナルのスマートフォンを組み立てることができるというプロジェクト「Project Ara」に関連して、数年にわたる開発協定を締結したと発表した。
Project Araは、10月28日にMotorola Mobilityが発表したばかりの、機能ごとに分かれたモジュールをユーザーが自分のスタイルに合わせ組み替えていくことが出来るスマートフォンのプロジェクトだ。カメラ、バッテリー、ストレージ、ディスプレイが脱着可能なモジュールとして「endoskeleton(内骨格)」というフレームに取り付けられている。
今回の提携で3D Systemsはこのプロジェクトを製造面でサポートする。3D Systemsは、導電材料や機能性材料によるマルチマテリアルプリンティング技術を開発し、高速生産プラットフォームを提供する。3Dプリント技術をスマートフォン作成に導入し、Project Araエンクロージャおよびモジュールの製造を担当する。