3D Hubsにおける3Dプリンタシェア、トップは先月と変わらず巨人Stratasys
2013/12/18 17:00
3Dプリンタ共有ネットワークサービスを世界展開するオランダの3D Hubsは2013年12月3日、同サービスに登録された2100台以上の3Dプリンタのデータをまとめたレポート(12月版)を発表した。fabcrossで取り上げた前回(11月版) と比較して、プリンタメーカー別シェアでは大きな変化はなく、Stratasysが首位で、2位のRepRap、3位のUltimakerが僅差で続いている。
メーカー別1位のStratasysは3D Hubsの実使用数の26.2%(0.7ポイント増加。前回比、以下同)を占めている。2位のオープンソースベース3DプリンタメーカーRepRapは22.4%(0.5ポイント増)だったが、同じくオープンソースベース3Dプリンタメーカーで3位のUltimakerは2.3ポイント減の16.1%になった。4位の3D Systemsは9.8%で1.0ポイント増加した。
3Dプリンタモデル別では、1位は前回同様「Ultimaker1」だが、2位が「Replicator 2」、3位が「RepRap」となり2位と3位が入れ替わっている。
3D Hubsはオランダ発の3Dプリンタ共有サービスで、所有者は3Dプリンタを登録し、ユーザーは3D Hubsのサイト経由で近くの利用できる3Dプリンタから出力できるというもの。全世界でサービス展開しており、3Dプリンタ登録数は先月の1500台超から1月で2100台超に大きく増加した。