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3Dプリンタで出力した部品を使った「フィレンツェ大聖堂」精密模型が発売

世界遺産模型メーカーのばーちゃわーるどは2013年12月22日、精密模型「1:1000 フィレンツェ大聖堂」を発売すると発表した。大聖堂は、家庭用3Dプリンタで出力した部品や、レーザー加工した精密部品、光造形方式3Dプリンタで出力した超精密部品を組み合わせて原型を作成、安価に微細なディテールを再現した。

製作にあたって精緻な3次元データを作成し、レーザー加工部分と3Dプリント部分にデータを分割、FDM方式3DプリンタのG-CODEファイル、レーザー加工用のDXFファイル、光造形方式3Dプリンタ用のSTLファイルを作成した。

ファイルはそれぞれ家庭用FDM方式3Dプリンタ、業務用レーザー加工機で加工、産業用ハイエンド光造形で出力し、作成した部品をマージして原型を作成した。この原型をそれぞれシリコンゴムで型取りし、製造した型を使用しエポキシ樹脂で複製した。

「1:1000 フィレンツェ大聖堂」(幅143×奥行89×高さ105mm)は塗装済み完成品8万円(税込、以下同)、未塗装キット2万円。「1:2400フィレンツェ大聖堂」(幅60×奥行37×高さ43mm)塗装済み完成品1万円、未塗装キット2500円。発売は2014年2月の予定。今後シリーズ化し約15種類の商品が発売予定としている。 

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