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会議で居眠りしそうになると警告してくれるウェアラブルデバイスが資金調達開始

米国のJason Gui氏のチームが開発した、まばたきから注意力の低下を感知して警告するウェアラブルデバイス「Vigo」がクラウドファンディングサイトKickstarterで資金調達を開始した。

VigoはBluetoothイヤフォンのように耳に刺し、長く伸びた先が目の近くに来るように装着する。先端部には目とまぶたの動きを検出する赤外線センサがあり、内蔵している6軸の加速度計からのデータと一緒にARMプロセッサで処理され、装着者の注意力低下を検知する仕組みだ。まばたきの20以上のパラメータを追跡して、頭の動きのデータとともに精神的な活動を監視する。Vigoの重さは20gで、1度の充電で2、3日動作する。

注意力が低下したり居眠りしそうになった場合に、目に近い先端部にあるLEDを点滅させたり、内蔵しているバイブレータを振動させたり、あるいは警告音や音楽を流したりできる。VigoのコントロールはBluetooth経由で接続したスマートフォンの専用アプリで行い、装着中の活動データはアプリに蓄積される。アプリでは装着者がもっとも精神的に活動している時間帯や注意力が低下した時間帯を確認できる。

KickStarterでの目標額は5万ドル(約520万円)。現時点で目標額の6割近い2万8000ドル以上を調達している。79ドル(約8200円)以上出資すると、Vigoが1つ入手できる(日本への送料は15ドル)。

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