米MakerBot、3Dプリンタ「Replicator」に新製品3機種を発表
2014/01/08 18:00
米MakerBotは2014年1月6日、ラスベガスで開催中の家電製品見本市「Consumer Electronics Show:CES 2014」において、同社3Dプリンタとして5世代目となる「Replicator」の新製品3機種を発表した。
新機種は出力サイズの大きい順に「Replicator Z18 3D Printer」、「MakerBot Replicator Desktop 3D Printer」、「Replicator Mini Compact 3D Printer」の3機種。
Replicator Z18 3D Printerは、最大造形サイズが幅305×奥行き305×高さ457mmと大型で、積層ピッチは100μm。3.5インチのフルカラーディスプレイを備える。出力の様子をモニターできるカメラも搭載しており、今後提供予定のスマホアプリでもモニターできるようになる。2014年春に受注を開始する予定で、価格は6499ドル(約68万円)。
MakerBot Replicator Desktop 3D Printerは、最大造形サイズが幅199×奥行き252×高さ150mmで「Replicator 2」よりも11%拡大した。積層ピッチは100μm、対応フィラメントはPLA。
3.5インチのフルカラーディスプレイを備える。出力の様子をスマホアプリなどでモニターできるカメラも搭載している。すでに販売を開始しており価格は2899ドル(約30万3000円)。
Replicator Mini Compact 3D Printerは、個人向けに使いやすく設計された小型3Dプリンタ。最大造形サイズは幅100×奥行き100×高さ125mmと小さく積層ピッチも200μmだが、本体も小型で持ち運び便利なのが特徴。
出力の様子をスマホアプリなどでモニターできるカメラも搭載している。2014年春に発売予定で、価格は1375ドル(約14万4000円)。