3D Hubsにおける3Dプリンタシェア1月版、Stratasysが首位を守る
2014/01/15 11:00
3Dプリンタ共有ネットワークサービスを世界展開する「3D Hubs」は2014年1月7日、同サービスに登録された2500台以上の3Dプリンタに関する調査レポート(1月版)を発表した。fabcrossで取り上げた前回(12月版)と比較して、プリンタメーカー別シェアでは大きな変動はなく、首位のStratasysに続き2位がRepRap、3位がUltimakerとなった。
プリンタメーカー別シェアでは、多少の変動はあるものの、首位を守ったのはStratasysで、全体の26%(12月比0.2ポイント減)のシェアを占めている。しかし、そのあとに続くRepRapが21.9%(同0.5ポイント減)、Ultimakerは15.3%(同0.8ポイント減)と、Stratasysからさほど遅れはとっていない。3D Systemsは先月同様9.8%(同±0ポイント)と4位につけている。
3Dプリンタモデル別でも、トップ3に変化はなく、1位「Ultimaker1」、2位が「Replicator 2」、3位が「RepRap」となっている。前回の5位「Replicator 2X」は「Mendel Prusa」と入れ替わり4位に順位を上げている。
3D Hubsはオランダ発の3Dプリンタ共有サービスで、所有者は3Dプリンタを登録し、ユーザーは3D Hubsのサイト経由で近くの利用できる3Dプリンタから出力できる。全世界でサービス展開しており、3Dプリンタ登録数は先月の2100台超から1カ月で2500台超に増加している。