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あなたの後をつかず離れずついてくる荷物持ちロボット「Budgee」が資金調達中

米国のベンチャー企業Five Elements Roboticsがユニークなロボットを開発した。荷物を持ってユーザーの後をついてきてくれるロボット「Budgee」がそれで、クラウドファウンディングサイトKickstarterで10万ドル(約1040万円)の資金調達を目指している。

Budgeeは、ユーザーの代わりに50ポンド(約23kg)までの荷物を抱えて、ユーザーの後をついてきてくれるロボット。Budgeeは小さな送信機を服に装着したユーザーとの距離をソナーおよびZigBeeで認識する。iPhone、AndroidのスマートフォンやタブレットでBudgeeとの距離や動作を設定できる。また、移動中に何かにぶつかりそうになった場合、停止してスマートフォンやタブレットを通じて警告もする。充電式バッテリーで6~8時間動作する。

現在、ワーキングプロトタイプが開発完了しており、早期の製品化を目指している。Kickstarterでは目標額10万ドル(約1040万円)に対し、まだ1万5000ドル程度(2014年1月15日現在)と苦戦しているが、着想はユニークで面白い。

Kickstarter上での価格は1台1299ドル(約12万5000円)。米国内だけで日本からは出資できないが、米国より高齢化が進み、カートを引っ張って買い物をする高齢者が多い日本のほうがニーズや興味を持つ人が多いのではないだろうか。 

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