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RSコンポーネンツとピーバンドットコムが提携、基板用CADソフトから製造費見積りが可能に

電子部品通信販売事業を展開するアールエスコンポーネンツは2014年1月22日、無料の基板用CADツール「DesignSpark PCB」バージョン6の提供を開始した。同ソフトの新機能として、プリント基板通信販売事業を手がけるピーバンドットコムと提携して共同開発した「プリント基板製造費見積もり機能」を搭載した。

このほかDesignSpark PCBバージョン6には、「3D CADエクスポート機能」、「クロスプローブ機能」、「カスタムショートカット機能」を新たに搭載した。プリント基板製造費見積もり機能は、CAD上で設計したプリント基板をもとにサイズやレイヤー数などのパラメーターを抽出し、アールエスコンポーネンツが運営するコミュニティサイト「DESIGNSPARK」において概算見積もりができる。

3D CADエクスポート機能は、同社が提供する無料の3D CADツール「DsignSpark Mechanical」へエクスポートする機能。設計した基板が、筺体・機構部品と干渉しないかシミュレーションできる。クロスプローブ機能は回路図ビューと基板レイアウトビューのどちらかで部品を選択すると、もう一方のビューで該当部品が選択される機能。カスタムショートカット機能は、ユーザーが自由にショートカットキーやホットキーを設定できる機能。

ピーバンドットコムは先日Quadceptと提携し、プリント基板設計ソフト「Quadcept」に、通販サイトP板.comへ基板発注ができる機能を共同開発して搭載した と発表している。 

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