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Raspberry Piをマルチ電源化する「MoPi」、Kickstarterで人気集める

クラウドファンディングサイトKickstarterで、Raspberry Piに接続してマルチ電源化したり電源のホットスワップを可能にするボード「MoPi」が人気を集めている。資金調達から数日で目標の7475ポンド(約124万円)を集めた。

MoPiは、Raspberry Piの電源部に取り付ける基板で、複数のバッテリやACアダプタを一度につないで、Raspberry Piをシャットダウンせずに電池の交換ができるなど、Raspberry Piの長時間連続稼動を可能にする。

MoPiプロジェクトの開発者Hamish Cunningham氏は約一年前、自らのモバイルプロジェクトのために、よりよい電源管理が必要だと気づいた。5ボルトのUSBバッテリパックは一般的だが、予期せず電源が落ちることがよくあり、SDカードが壊れてしまった。そのため、地球に優しい充電式で、ホットスワップできて、UPS(無停電)でもある電源をつくろうとしたという。

「MoPi」は一般的なバッテリ、車の電源ソケット、古いノートパソコンのサプライ、ソーラーパネルなど、複数の電源入力に柔軟に対応できる。その他の特徴としては、Raspberry Piのオン/オフスイッチを統合し、状態を示すLED LEDインジケータを備えている。

強固なつくりで、アウトドア用途に対応、課外学習などに適している。さらに「Pibow」(Raspberry Pi向けのよく知られたケース)に収まる。 

Pibowケースに入った「MoPi」。 Pibowケースに入った「MoPi」。

現在24ポンド(約4000円)出資すれば「MoPi」が1つ入手できる(日本への送料が別途5ポンド必要)。

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