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iPhoneで360°回転画像を手軽に撮影できる「くるみる」が「zenmono」で資金募集中

ニットーと日本コンピュータ開発が異業種連携して、iPhoneで被写体の360°回転画像を手軽に撮影できるシステム「くるみる」を開発し、製品化を目指してクラウドファンディングサイト「zenmono」で資金の募集を開始した。目標額は80万円。記事執筆時点で、目標の32%にあたる26万1000円を集めている。

くるみるのネーミングやロゴ募集も、クラウドソーシングサイト「LANCERS」で行った。異業種連携やネットを通じ、多くの人々に製品開発に参加してもらうことで、より良い製品の実現を目指している。

くるみるは、被写体の周りを一周する回転アームにiPhoneを取り付け、専用アプリを使って被写体の360°回転画像を手軽に撮影できる。これまで、あらゆるアングルから撮影するためには、パソコンを使った高価な撮影システムが必要だったという。

操作は簡単で、iPhoneを回転アームにセットし、専用アプリを起動、アームを時計回りに360°回すだけだ。撮影した360°回転画像は、個人的なコレクションから、商品カタログなどのビジネスシーンまで、幅広く活用することができる。 

回転アームは折りたたんでコンパクトになるので持ち運びも容易。撮影した画像は、スワイプやマウス操作で回転させて表示できる。回転アームはニットーが製作し、アプリは日本コンピュータ開発が開発した。

Zenmonoで1万4000円支援すると、くるみるのハードウェアと専用アプリ1セットが入手できる(早期特典終了後は1万6000円)。納期は2014年夏頃の予定。 

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