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最大造形サイズが1メートル立方以上の3Dプリンタ「BigRep ONE」が登場

ベルリンを拠点とするスタートアップ起業BigRepが、大型の部品や家具などを原寸で3DプリントできるFDM方式3Dプリンタ「BigRep ONE」を発表した。2014年5月に発売の予定だ。

これまで比較的大きなサイズのモデルを3Dプリントする場合、いくつかの部品に分けてモデリングし、それらをプリントして組み合わせてフルスケールモデルを制作する必要があった。BigRep ONEならば、幅1147×奥行き1000×高さ1188mm(約1.3 m3 )という大きなサイズのモデルをそのまま出力出来る。

BigRep ONEは造形サイズが巨大なだけでなく、積層ピッチは100μm~1mmと高精細出力も可能で、アート作品の制作だけでなく、商業デザインやロボットのプロトタイプ製造にまで応用できるとしている。

出力できる素材は、PLA、ABS、PVA、HDPEの他に、PC、NYLON、TPE、LAYWOOD、LAYBRICKと幅広くサポートしていることも特徴だ。

BigRep ONEの価格は3万9千ドル(約400万円)。販売開始は2014年4月から5月の見込みだ。 

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