3D Systems、バーチャルドールハウス事業のDigital PlaySpaceを買収
2014/02/24 18:00
3D Systemsは2月19日、バーチャルな3Dの家や部屋を作れるプラットフォームを提供しているDigital PlaySpaceを買収したと発表した。買収金額は非公開。
Digital PlaySpaceは、リアルなバーチャル3Dドールハウスの「Digital Dollhouse.com」を主に女の子向けに2008年から提供している。壁紙や家具、小物に至るアイテムによって、独自の部屋を作成することができるもので、600万以上のバーチャルな部屋が作られている。
またこれと別に、Facebookアプリとして、非常にリアルな3Dの部屋を作り、友人らと共有できる「Dreamhouse Designer」も展開している。Dreamhouse Designerには多くの仮想アイテムストアや実際に存在するデザイナーズブランドを含む4000以上のアイテムも用意している。
今回の買収で、3D SystemsはDigital PlaySpaceが提供してきた3Dコンテンツ作成プラットフォームと、ユーザーが作り上げた3Dデータを手に入れた。ユーザーは自宅で3D Systemsの3Dプリンタ「Cube」を使って3Dプリントしたり、3D Systemsの3Dプリントサービス「Cubify」を使って、クラウド経由で出力したりできるようになるとしている。