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金属3Dプリンタの世界市場は2020年までに2~2.4倍に——アクトプローブ調査

アクトプローブは、金属3Dプリンタ(金属積層造型)に関して、装置、材料及び、サービスビューロについての市場調査及び分析を行った。それによると、金属3Dプリンタのワールドワイドの出荷台数は2020年に2013年の約2.4倍の285台、出荷金額は325億円まで急成長する。

2013年、金属3Dプリンタの世界市場は、数量ベースで120台(累計945台)だった。同社では、市場予測については市場が黎明期であり市場環境の変動リスクが大きいことから、2つのケースを想定した分析を行った。装置の性能、コスト、造型材料のバリエーションが現行装置と大きく変化しないと仮定したケース1では、これまでと同じく医療、航空機需要を中心にして潜在市場の開拓によって市場は一定の拡大が期待できる。結果、装置の出荷台数は2020年に13年の約2倍の235台、出荷金額は268億円まで拡大すると見込まれるとした。

また、装置の造型速度が現行に比べて50%近くアップし、かつ装置コストが20%以上ダウンした場合のケース2は、装置の出荷台数は2020年に13年の約2.4倍の285台、出荷金額は325億円まで拡大すると予測している。 

金属3Dプリンター装置のワールドワイド市場規模予測2013~2020年(ケース2) 金属3Dプリンター装置のワールドワイド市場規模予測2013~2020年(ケース2)

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