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「Raspberry Pi」が誕生2周年記念に賞金1万ドルのコンテストを開催

プログラミングが学べる廉価な教育用コンピュータとして人気の「Raspberry Pi」向けに、オープンソースのグラフィックスドライバを開発する賞金1万ドルのコンテストが開催されている。

英国ケンブリッジで生まれた小型かつパワフルで廉価なRaspberry Piは、当初の予想をはるかに超え、発売2年を迎えて累計250万台を売り上げているLinuxコンピュータだ。そしてこの度、Raspberry Pi FoundationはオープンソースのグラフィックスドライバをRaspberry Piに移植することを目的としたコンテストを開催している。

現在、Raspberry Piが搭載しているチップの3Dグラフィックスコアを利用するには、blobと呼ばれるクローズドソースのドライバが必要。しかしこのチップのメーカーであるBroadcomが同等のチップのドライバなどを公開したため、これをRaspberry Piに移植しようというのが、このコンテストの狙いだ。移植が完了すれば、高機能な3Dグラフィックスを、ライセンスを気にすることなく利用できるようになる。 

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