アルファコックス、3Dモデリングソフト「SketchUp Pro2014 日本語版」の販売予約受付開始
2014/03/11 11:00
アルファコックスはTrimble Navigationの3Dモデリングソフト「SketchUp Pro」の最新バージョン「SketchUp Pro2014 日本語版」を2014年3月11日18:00に発売すると発表した。2014年3月14日より出荷予定。
SketchUpは、Trimble Navigationが2012年5月にGoogleから買収した3Dモデリングソフト。マウス操作で押したり引いたり(Push/Pull)する動作で簡単に立体モデルが作製できる。建築設計業界を中心に土木・映像・CG・ゲーム業界などで使用されている。
「SketchUp Pro2014」から、IFC2x3の情報をオブジェクトに付加したり、IFCフォーマットにエクスポートしたりできるようになった。
世界中のユーザーがSketchUpで作成したモデルを投稿し、それを誰もが利用できる3Dギャラリー(「3D Warehouse」)も刷新された。Trimbleの統合WebGL ビューワーに対応し、モデルを容易に3Dプレビューできる。SketchUpだけではなくウェブブラウザからも直接モデルをアップロード可能になった。アップロードできるモデルの最大サイズも従来の10MBから100MBに拡大している。
SketchUpでの影表示の処理速度は最大15倍向上した。影表示は、これまでマシンのパフォーマンスを悪くする原因のひとつとなっていたが、エンジンを根本から見直し最適化したという。
動作環境は、WindowsXP/Vista/7/8、Mac OS X10.7および10.8以上、2GHz以上のプロセッサ(Macの場合は2.1+ GHz Intelプロセッサ)、3Dに適した512MB以上のメモリを有するビデオカードでOpenGL1.5以上のドライバーに準じているもの、3ボタンスクロールマウスなど。なお、過去の報告から、Intelベースのグラフィックスカードでは操作に問題が生じたり、著しく動作が遅くなったりする現象が報告されているという。
「SketchUp Pro2014J コマーシャルライセンス」の価格は9万2500円(税別)。アルファコックスは、新バージョン発表会として、Trimbleのスタッフを招き、「2014 SketchUp 3Dカンファレンス」を開催する。日時は2014年3月19日14:00〜18:00、場所はスタジアムプレイス青山。