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ウェアラブル技術関連市場が2024年までに700億ドル規模へ成長——米調査会社予測

米調査会社IDTechExは調査レポート「ウェアラブル技術 2014-2024年:技術、市場、予測 - 電子繊維 (スマート繊維)、ウェアラブルエレクトロニクス、医療診断、スマートグラス、スマートリストバンドなど」(原タイトル:Wearable Technology 2014-2024: Technologies, Markets, Forecasts - E-textiles, wearable electronics, medical diagnostics, smart glasses, smart wristbands and more)を発表した。ウェアラブル電子技術の市場規模が、現在の140億ドル(約1兆4460億円)から、2024年には5倍の700億ドル(約7兆2300億円)へ成長すると予測している。

このレポートは、600社を超える開発業者やサプライヤについて調査したもの。ウェアラブル電子技術を、携帯電話、プリンテッドエレクトロニクス、RFIDや腕時計市場の一部として分析している。

現在、メガネ、アームウェア、皮膚貼り付け型(電子タトゥー)などの、デバイスを身体に装着できるようにする製品ビジネスはすでに確立され、大きな規模となっている。一方、布製品へ電子工学や電気技術を取り込むことを目指す分野も2010年代後期には大きなビジネスへと成長すると期待されるという。 2024年で支配的な分野は、医療、ヘルスケア、フィットネス、ウェルネスなどだ。また、Google Glassやその他のアイウェアとスマートリストウェアは、大きなサブ分野になると見込む。

ウェアラブルエレクトロニクスの重要な分野として、工業、商業、軍事、ファッションなどが加わって、2024年にはウェアラブル技術ビジネスは1万7000の開発者やメーカを抱える市場へ成長していくと予測している。 

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