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超深海探査機「江戸っ子1号」3D映像イベント、ソニービルで開催中

東京・銀座のソニービルで、東京下町の中小企業が開発した深海探査機「江戸っ子1号」のプロジェクト&3D映像公開イベントが、3月31日まで開催されている。2013年11月に日本海溝の水深約7800m海域に潜航した江戸っ子1号本体と、実際に撮影に使用された3DデジタルHDビデオカメラレコーダーを展示する。

3月15日から、ソニーエンジニア有志が協力して、江戸っ子1号が超深海において、世界で初めて3Dハイビジョンビデオカメラで撮影した映像を、ソニーの3D対応ヘッドマウントディスプレイで見ることができる映像体験コーナーも開く。リアリティのある3D映像で深海の世界を体感できるという。

イベントの開催日時は2014年3月10日~3月31日の11:00~19:00、場所はソニービル6F(東京都中央区銀座)で入場は無料。3D映像の公開は、3月15日(土)、16日(日)、21~31日の予定。 

江戸っ子1号プロジェクトは、大阪の町工場が「まいど1号」に触発された東京下町の中小企業と、海洋研究開発機構、芝浦工業大学、東京海洋大学、東京東信用金庫が協力した。オール国産で低コストの超深海探査機として4年をかけて開発した。2013年11月、房総半島沖の日本海溝で7800m(推定)の超深海への潜航に成功し、3Dハイビジョンビデオによる超深海での生物の撮影、ヨコエビ類の採取も達成した。

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