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ヒューレット・パッカード、6月に3Dプリンタ事業の詳細を発表へ

プリンタ業界大手のヒューレット・パッカード(HP)がついに3Dプリンタ市場に参入すると、いくつかのメディアが報じている。メグ・ホイットマンCEOが3月19日の株主総会で言及した。詳細は6月に発表されるとのことだが、企業向けの製品になるだろうと各方面で予測されている。

ホイットマンCEOは、3Dプリンタが製造業において広範に採用されるための障壁となっていたいくつかの技術的問題を解決したと述べたが、消費者獲得のための過剰宣伝だと批判しているアナリストもいるようだ。

HPが問題と考えていたポイントは大きく二つ。一つは印刷(造形)速度が“氷が溶けるのを見ているかのように”非常に低速であること、もう一つは印刷品質が不十分であることだ。HPの研究者が、製品の耐久性に関る品質の制限問題を解決したという。ホイットマンCEOは「大きな技術発表」を6月に行うと述べた。

3Dプリンタに関連する製品やサービス市場は2012年の22億ドル(約2250億円)から2021年までに108億ドル(約1兆1050億円)に大きく成長するだろうと予測されている。HPはまず家庭用ではなく企業向け3Dプリンタの販売を開始する見込みだ。 

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