Kyubはほとんど全てのシンセサイザにつないで使用することができる。オープンソースベースで開発され、Milwaukee Servo-electric Guitar Projectで回路図や部品リストが公開されている。KickstarterでKyubプロジェクトに出資することでKyubのキットまたは完成品を入手できる。

Kyubの外観は1辺が3インチの木製の立方体で、5つの面に11のタッチ式キーパッドが付いている。ピッチや音量は内部の3D加速度計で認識され、さまざまなテクニックで演奏することが可能だ。鍵盤モード、ストリングモード、パーカッションモードが用意されている。ペンタトニックスケールやブルーススケール、ジャパニーズスケールに対応したプログラムも付属する。

65ドル（約6600円）以上出資するとKyubのキットが1つ入手できる（日本への送料は15ドル）。完成品なら199ドル（約2万円）だ。Kickstarterの調達目標額は2万ドルで、記事執筆時点では2300ドルが集まっている。目標額に達した場合、Kyubの出荷は2014年7月の予定だ。