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3Dプリンタの造形物の表面をなめらかにしてくれる「MagicBox」

3Dプリンタで造形した作品の表面をつるつるに仕上げてくれる製品がKickstarterで資金調達を開始した。

「MagicBox」はアセトンの蒸気を利用して、ABSやPLAで出力された作品の表面を溶かしてなめらかにしてくれるというものだ。アセトン蒸気の量/どのくらい研磨するかは設定によって変えることができる。

アセトンを蒸発させるための手法は現在特許出願中で、MagicBox内を必要なだけのアセトン蒸気で速やかに満たし、研磨が終了したらファンとフィルタで余ったアセトン蒸気を取り除くため、作業中も室内の空気はきれいなままに保たれるという。

MagicBoxは外形300×300×287ミリメートル、造形物を入れる部分のサイズは250×250×200ミリメートル。重量は5キログラム、電源は100-240ボルト。室温セ氏29.4度以下で使用する必要がある。 

MagicBoxの調達目標は2万ドル(約205万円)、記事作成時点では8500ドルが集まっている。429ドル(約4万4000円)出資するとMagicBoxが1台入手できる(日本までの送料込)。今のところ出荷は目標額が達成された場合、販売の開始は2014年10月になる見込みだ。

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