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Arduinoにぴったりの省エネ小型金属センサが資金調達中

フィラデルフィアを拠点とするMicro Oscillatorが、Arduinoと組み合わせて使うのにぴったりの低消費電力で小型の金属近接センサを開発し、Kickstarterで資金調達を開始した。

この金属近接センサは非磁性金属、例えば銅やアルミにも反応してデジタル信号を出力するので、金属を近づけるとLEDが光るといったことが可能になる。

近接関知範囲は2mmほど。低電流バージョンは3~5.5V、10mAで動作し、さらに微電流バージョンは2~3.6V、10μAで動作する。電圧を変更せずに、Arduinoタイプのボードやシールドに利用できる。

このような非磁性近接センサは一般的には10V以上の電圧を必要としたが、このセンサはとても省エネルギーだ。低電流、定電圧、小型とバッテリで駆動するアプリケーションに最適と言える。

このプロジェクトに17ドル(約1700円)を出資すると、Arduinoで利用しやすいよう取り付け穴やケーブル、LEDインジケータなどがついたモジュールが1つ入手できる(日本への送料3ドル)。調達目標額は1500ドル(約15万2000円)で、記事執筆時点で400ドルほどが集まっている。

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