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ハイパフォーマンスなArduinoプロジェクト、資金調達成功

Kickstarterで、強化型Arduinoとでも言うべき「AttoDuino」プロジェクトが発表され、8日ほどで調達目標の1万ドル1万ドル(約102万円)を集めることに成功した。

AttoDuinoは、Arduinoのパワーに物足りなさを感じて作られたものという。小形で低消費電力、使いやすいというArduinoの特徴を維持しながら、プロセッサ能力を高め、Bluetoothとバッテリー管理機能を標準搭載している。

AttoDuinoの3D CADデザインと、実際の基板 AttoDuinoの3D CADデザインと、実際の基板

なによりパワフルなのが特徴。ArduinoのCPUクロックは16MHz程度であることが多いが、AttoDuinoはARM M4Fプロセッサを搭載しており、これは80MHzで動き浮動小数点コプロセッサも内蔵している。

通常シールドなどの拡張機能で外付けされるBluetoothも標準装備し、バッテリー充電機能と電圧レギュレータも搭載する。これらが小さくてシンプルなパッケージに収められている。 

浮動小数点コプロセッサ内蔵で、数値計算能力は高速化 浮動小数点コプロセッサ内蔵で、数値計算能力は高速化

70ドル(約7100円)以上の出資でAttoDuinoが1つ入手できる(日本への送料は10ドル)。割安な早期納品セットは完売で、現時点では9月発送の予定となっている。

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