ハイパフォーマンスなArduinoプロジェクト、資金調達成功
2014/04/22 18:00
Kickstarterで、強化型Arduinoとでも言うべき「AttoDuino」プロジェクトが発表され、8日ほどで調達目標の1万ドル1万ドル(約102万円)を集めることに成功した。
AttoDuinoは、Arduinoのパワーに物足りなさを感じて作られたものという。小形で低消費電力、使いやすいというArduinoの特徴を維持しながら、プロセッサ能力を高め、Bluetoothとバッテリー管理機能を標準搭載している。
なによりパワフルなのが特徴。ArduinoのCPUクロックは16MHz程度であることが多いが、AttoDuinoはARM M4Fプロセッサを搭載しており、これは80MHzで動き浮動小数点コプロセッサも内蔵している。
通常シールドなどの拡張機能で外付けされるBluetoothも標準装備し、バッテリー充電機能と電圧レギュレータも搭載する。これらが小さくてシンプルなパッケージに収められている。
70ドル(約7100円)以上の出資でAttoDuinoが1つ入手できる(日本への送料は10ドル)。割安な早期納品セットは完売で、現時点では9月発送の予定となっている。