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超小型で軽量なノートPC用ACアダプタ「Dart」に37万ドル超集まる

MITで開発されたVHFパワーテクノロジを使って作られたACアダプタ「Dart」は、Kickstarterに登場するとわずか12時間で目標の20万ドル(約2050万円)を集めた。すでにいくつかの賞を受賞し、多くのテクノロジ系メディアで取り上げられている。

Dartを作り上げたFINsixはMITの大学院生らが立ち上げ、Dartのために、工業デザイン、システム統合、製造など電機業界でのベテランを集めた専門チームを作った。

特許取得済みのVHFパワーテクノロジは、スイッチング電源技術の一種だが非常に高速なスイッチングによって一般的なACアダプタよりも、非常に効率よくにAC/DC変換を行なうという。そのため、Dartは同クラスのノート用ACアダプタと比べて体積は小さく、重さは軽く、発熱も少ない。おまけにノートPCを充電中に、USBを使うガジェットの充電もできる。Dartは65W以下のノートPCの充電が可能で、互換性のあるPCのリストがFINsixのWebサイトに掲載されている。カラーバリエーションはブルー、マゼンタ、シルバー、ガンメタル、オレンジの5種類。AC入力は50/60Hzで90~265V。ケーブルの長さは6フィート(約183cm)。

Kickstarterでは現在、90ドル(約9200円)出資するとDartが1つ入手できる(日本への送料は15ドル、出荷予定は11月)。MacBook向けも用意されているが80ドルほど高くなっている。なお出資総額は記事執筆時点で37万ドル超(約3800万円)に達している。 

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