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Raspberry Pi込みで100ドル台、学習用ロボットキット「GoPiGo」

Kickstarterに登場した「GoPiGo」はRaspberry Piを搭載して、子供たちが楽しくコーディングを学べるように作られたオープンソースベースのカーロボットのキットだ。必要なパーツはすべてそろっていて、ドライバーだけで簡単に組み立てられる。

Raspberry Piとソフトウェアが入ったSDカード、Wi-Fi通信のためのUSBドングルが付いたキット「GoPiGo Ready to Go」でも149ドル(約1万5000円、日本への送料は10ドル)と安価だが、GoPiGoボディとなるアクリルボード、タイヤの他に、PCB、モーター、エンコーダー、バッテリーパックなど必要な物は全てキットに含まれている。電源は単3型電池を使用する。Raspberry PiやSDカード、USBドングルなどを含まない本体だけのキットなら84ドル(約8600円)だ。このほかReady to Goキットに、超音波センサやカメラ、サーボモーターが付属するキットも用意している。

GoPiGoは、USBケーブルかWi-Fi経由で直接プログラミングする。純粋に子どものプログラミング学習に貢献するという目的で、制御ボードのファームウェアやハードウェアも含めてオープンソースになっている。サンプルプログラムも用意されているため、手に入れてすぐGoPiGoを動かすことができる。

Kickstarterでは、記事作成時点で目標調達額の7600ドルに対して、3万200ドル弱(約328万円)が集まっている。出荷は2014年10月の予定だ。 

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