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タブレイン、Arduinoで使えるM2M試作開発向け教材キットを発売

IT関連教育教材の開発販売を手がけるタブレインは、M2Mシステムの試作開発が行なえる教材キット「M2M教材キット」を発売した。

このM2M教材キットは、タブレインがすでに販売している、Arduino上で動作する3G通信モジュールの「3Gシールド」と、センサやLED、LCDなどの電子部品を組合せた教材キット「TABシールド」をセットにして、簡単にM2Mシステムの基本的なことが試作できる活用ガイドやサンプルスケッチ(プログラム)を添付したものだ。

3GシールドとTABシールドを組み合わせたことで、簡単に広域ワイヤレスセンサシステムが構築できることが特徴。温度、光、音、加速度、距離といった各種センサ値を取得して、3G通信モジュールを使って、離れたところからのモニタリングシステムの構築や遠隔操作などを体験できる。無償のクラウドサービスxively.comとも連携して、センサ値をすぐにスマホやタブレットPCなどの上で、グラフ化して見ることも可能だ。さらに独自のサーバをクラウド上に構築することで、メール送信や、スピーカやモータなどの制御などもできる。

これまでM2Mシステムの構築は、ATコマンドなどモデム制御に習熟した技術者でなければ難しかったが、このM2M教材キットを使うことで、1日程度で誰でも簡単に学習でき、独自のM2Mシステムの試作開発での立ち上げが短時間かつ低コストで行なえるとしている。

販売価格は一式8万円(税別)で、スイッチサイエンスやアマゾンなどを通じて販売する。 

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